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『ピラティス×リハビリ実践』OBOG会主催の勉強会

理学療法学科

本校では、卒業生を対象としたOBOG会主催の勉強会を定期的に開催しています。

2026年7月5日は、本校2期生である佐野洋介先生を講師にお迎えし、「ピラティス×リハビリ実践」をテーマに講義と実技指導を行っていただきました。

佐野先生は本校卒業後、理学療法士として病院で勤務された後、アメリカへ留学し、本格的にピラティスを学ばれました。

現在は「リハビリセンターOLAKINO」を開業され、スポーツ選手から著名人まで幅広い方々への治療を行われています。

講義では、ピラティスの歴史や基本的な考え方に加え、トップアスリートがコンディショニングやパフォーマンス向上のためにピラティスを取り入れている事例をご紹介いただきました。

また、運動療法へピラティスをどのように応用できるかについても学び、日頃実施している運動療法を見直すきっかけとなる内容でした

さらに、近年の研究では、ピラティスは痛みや身体機能、バランス能力、QOL(生活の質)の改善に有効であることが報告されていることも紹介していただきました。

実技では、表在感覚(タクタエル)や聴覚(キューイング)を効果的に活用することで、身体の動きを理解しやすくなり、運動療法の効果を高められることを実技を通して学びました。

セラピストの言語、視覚などフィードバックが重要であることを再認識しました。

肋骨の動きを意識した呼吸や腹横筋の活動を促す呼吸練習を体験し、セラピストが声かけや触れ方を工夫することで、より効果的な運動指導につながること学びました。

また、猫背やストレートネックなど、現代人に多くみられる姿勢の改善を目的とした四つ這いでのエクササイズも実践し、その指導方法についても教えていただきました。

今回の勉強会を通して、ピラティスは単なるエクササイズではなく、理学療法で行う運動療法をより効果的にするための考え方や指導技術が多く含まれていることを実感しました。

佐野先生は今後、ピラティスの勉強会やインストラクターの育成にも力を入れていく予定とのことです。

理学療法士にとって、ピラティスは臨床の幅を広げる有力な選択肢の一つであり、今後ますます学ぶ価値が高まる分野であると感じました。

若手の理学療法士や卒業生の皆さんにも、これからの臨床をより充実させるための学びの一つとして、ぜひピラティスに触れてみていただければと思います。

今後もOBOG会で勉強会を主催していきますので、ぜひ積極的に参加していただけると嬉しいです。